「アレルギー」という言葉を聞くと、多くの方が「自分には関係ないかも」と感じるかもしれません。 しかし実際には、アレルギーは誰にでも起こりうる問題であり、普段の食事や暮らし方に大きな影響を与えるものです。 特に食物アレルギーは、ちょっとした油断が大きな健康リスクにつながる可能性もあります。

中川さんかわいそう・・・。口だけじゃなくて顔もむくんでる。



1. 芸能人、筆者の周りのアレルギー事情
1-1. アレルギーを公表している芸能人
最近では、テレビ番組やSNSを通じて、アレルギーを公表する芸能人が増えています。
- 狩野英孝(芸人)甲殻類、お米、小麦、大豆、ナッツ、さくらんぼ、桃、リンゴ…
- 加藤 綾子 (アナウンサー)米、小麦、肉
- 設楽 統 (バナナマン)甲殻類
- ディーンフジオカ (俳優)小麦
- 若林 正恭 (オードリー)ビール酵母
- 吉田 敬 (ブラマヨ)そば
たとえば小麦アレルギーを持つ方や、卵や乳製品に対して反応が出る方など、実にさまざま。
2. 筆者の周りのアレルギー事情
筆者のまわりもアレルギーを持っている人が多いです。
- 会社の同僚 キウイ
- 会社の先輩 エビ、カニ
- 女性友達A エビ、ライチ
- 男性友達 そば
身近な人の周りを含めると50%ぐらいの人が食物アレルギーを持っているのではないかと思います。
金属や猫、ダニ、花粉を含めると80%ぐらい行きそうです。
2-1. アレルギー反応のメカニズム
アレルギーは、身体が特定の物質(アレルゲン)に対して過剰な免疫反応を起こすことで発症します。 食物アレルギーでは、五大アレルゲン『卵・小麦・乳・落花生・そば』7大アレルゲン『かに・えび』と言われています。
本来、こうした食材は健康な人にとって大きな問題を引き起こすものではありません。 しかしアレルギー体質の人の場合、免疫システムがこれらの物質を「危険」と誤って認識し、体内で抗体が作られて激しい反応を起こすのです。







よくお菓子の裏を見るといっぱい書いてありますよね。
え?こんなものも?と思われるかもしれませんが、明日は我が身です。年齢関係なく発症します。
2-2. 症状の種類と重症度
アレルギー症状は、かゆみやじんましん、鼻水・くしゃみといった軽症例から、呼吸困難や意識低下を伴うアナフィラキシーショックといった重篤な症状まで幅広くあります。 特にアナフィラキシーショックは命にかかわるため、迅速な対応が求められます。 かゆみだけで終わる場合でも、状況によっては症状が急激に悪化することもあるため、アレルギーを持つ人は常に注意が必要です。
2-3. 日常的な対策とエピペンの活用
アレルギーを発症したらどうするか。 まずは医師の診察を受け、原因となるアレルゲンを特定することが大切です。 食品に含まれる成分を徹底的に確認したり、外食の際には店員にアレルギー表示や調理方法を確認する習慣を身につけると安心です。 また重度のアレルギーを持つ方は、アナフィラキシーが起きたときに自己注射(エピペン)を使用する必要があります。 エピペンの使い方や保管方法は、医療機関で事前にしっかり学んでおきましょう。
アレルギー重篤患者は必ず『エピペン』を持っています。命にかかわるからです。
YouTubeで検索してみてください。
練習用ですが、こういう物です。太ももに刺す➡5秒➡揉む➡必ず病院へ
2. コンビニ食品工場でのアレルギー管理はどうなっているのか
2-1. 各コンビニで対応は様々。表示は信用しないほうがいい。
正直に申し上げると、自分で作ったもの以外、もしくはアレルゲンにとても気を使っている商品という謳い文句がない限り、信用してはいけません。特にアレルギー反応が顕著で出てしまう人は要注意です。
私の勤めている工場の現状は、
・卵、小麦、乳➡日常使用で商品に入らないことがないので表記あり
・そば➡そもそも使用していない
・えび➡アレルギー商品検査をしているだけ(例えば海老を使った商品の後にエビのアレルギー反応が出ていないか)
・落花生➡指定された場所で管理
ルールは決まってますが、その通りやったところでアレルギーの「ア」の字も知らない人が作っています。自分の身は自分で守るために、表記見て大丈夫って判断は危険です。ゼロではなく、微量のアレルギー物質は必ず入っていると思ってください。
2-2. ライン分けや洗浄システムの導入
製造ラインを複数持つ工場では、アレルギー物質を扱うラインと扱わないラインを明確に区別し、交差汚染を避けるための工夫がされています。 また、同じラインを使用する場合でも、徹底した洗浄マニュアルを用いて二次汚染を防いでいるのが一般的です。 機械や設備に残ったアレルゲンは、微量でも敏感な人にとっては大きなリスクとなるため、洗浄の手順やチェック体制を頻繁に見直す工場も多いのです。
例えば、エプロンや手袋、洗浄するときのスポンジは専用のものが用意されています。
3-3. 消費者への情報提供と表示の重要性
「本品製造ラインでは○○を含む製品も製造しています」という表示を見かけたことはありませんか? これは「同じラインで作っているため、ごく微量のアレルゲンが混ざる可能性があります」という注意喚起です。
4. まとめ:食品アレルギーは身近にある
アレルギーを持つ人が安全に食事を楽しめる社会にしていくためには、一人ひとりが「自分ごと」として考える意識が不可欠です。 芸能人の方々の事例や、食品工場の厳格な管理体制を参考に、アレルギーに対する理解を深め、リスクを減らす行動をとることが大切です。
この内容は食品アレルギーの内容でしたが、花粉や猫・ダニなども含めると大多数の人がアレルギーではないでしょうか。芸能人アレルギーは死にませんから一緒にしないでくださいね。
あなたの日々の食卓が、健康で安心して楽しめるものでありますように。配慮を忘れずに。